新型コロナウイルス感染拡大により、一時は在宅勤務を主とした企業が多い状況でしたが、現在はワクチン接種の広がりや感染者減少により、出勤スタイルを取る会社、週に数日在宅勤務をする会社など、その勤務体系は多岐にわたっています。
皆さんは、「まだらテレワーク」という言葉を耳にした事はありますか?「まだらテレワーク」とは、テレワークをする従業員と出社する従業員が混在する状況のことをいいます。今、この「まだらテレワーク」における問題が注目されています。
今回のブログでは「まだらテレワーク」における問題点や注意すべき点についてご紹介していきます。
【まだらテレワークとは?】
「まだらテレワーク」は、会社の中にテレワーカーと出勤者が混在している状態のことをいいます。ワクチン接種完了の社員が大多数であっても、密を避けるためにこのような出勤スタイルを実施している会社も多いのでは?
この全員出社でも全員テレワークでもない「まだらテレワーク」の状況では、注意すべき点がいくつかあります。
【まだらテレワークの問題点】
では、テレワーカーと出勤者が混在している状況の場合、どのような点が問題視されているのでしょうか?
まだらテレワークの問題点
- コミュニケーション量の差
- 情報格差
- 孤立感・不安の増大
【コミュニケーション量の差】
テレワーク勤務では、チャットやビデオ通話を通してコミュニケーションを取っている会社も多いはず。テレワークではこういったツールを利用することで、支障なく業務を行えるものの、雑談などのちょっとした会話をする機会はほどんどありません。
一方、出勤者は報告の際や休憩時間などにちょっとした雑談する機会が増えます。直接話す方がコミュニケーションが取りやすいため、出勤者同士に比べて、テレワーク勤務者はコミュニケーション不足を感じやすい状況に陥りやすくなります。
【情報格差】
出勤者は、会社で起こっている状況を把握しやすく、最新の情報に触れる機会が多くあります。しかし、在宅勤務では会社内の雰囲気や業務以外の情報というのは、なかなか入ってきません。
このような状況の差により、出勤者とテレワーカーでの情報量に差が出てきてしまいます。
【孤立感・不安の増大】
テレワーク社員もチャットやビデオ会議などで、ほかの社員と1日に何度もコミュニケーションを取るものの、物理的にも精神的にも会社との距離を感じてしまいがちです。特にテレワークが続くと、取り残されたような孤独感や不安感を感じやすくなります。
【改善点】
上記であげたような問題点を少しでも改善するために、会社側は「まだらテレワーク」の問題点を意識し、その溝を埋めることができるように意識的にフォローを行う必要があります。
特にテレワークの社員が孤独感やコミュニケーション不足と感じないよう、積極的なコミュニケーションを心がけましょう!
『SMILE SCORE(スマイルスコア)』では、社員一人一人の気持ちの状態を毎日確認することができます。テレワーク社員にも対応でき、気になる社員へは個別でメッセージを送ることでフォローできます。嬉しい出来事をシェアし、社員間でも気軽にコミュニケーションを取ることができます。
テレワークが続く社員へは、定期的に1on1ミーティングを行うなどして、現状を把握し、困りごとや不安はないかなどの心のケアも意識して定期的に行いましょう!
【まとめ】
いかがでしたか?「まだらテレワーク」では、出勤者とテレワーカーの差が出てしまうケースもあるため、特にテレワーク社員に対してのフォローが必要です。社員とのコミュニケーションを積極的に行い、働きやすい環境づくりを心がけましょう。
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