先輩社員や上司が若手社員の相談役となりサポートする「メンター制度」が一般的にはよく知られていますが、組織の活性化や若手社員の育成の観点から、両者の立場を逆転して、若手社員が先輩社員や上司のメンターとなりサポートしていく「リバースメンタリング」が注目を集めています。
 
今回のブログでは、「リバースメンタリング」について、その意味や導入のメリットなどをご紹介していきます。

 
 
 

【リバースメンタリングとは?】

「リバースメンタリング」とは、若手社員がメンターとなりメンティーである先輩社員や上司に助言や指導をおこない、サポートする取り組みのことを指します。
  
先輩社員や上司が若手社員の相談役となる一般的なメンタリングとは異なり、「リバースメンタリング」では両者の立場が逆になるため、「逆メンター」とも呼ばれています。
(※メンター制度については、過去のブログで紹介しています)
 
「リバースメンタリング」を導入することにより、ベテラン社員はデジタルネイティブ世代の若手社員からITやデジタルの知識を学んだり、若い世代の価値観に触れたりすることができます。一方で、若手社員は自らリーダーシップをとって進めていく経験を積むことができます。

 
 
 

【リバースメンタリング導入のメリット】

では実際に、リバースメンタリングを導入することにより、どのようなメリットがあるのでしょうか? 
 

ベテラン社員の視野が広がる

リベースメンタリングによって、ベテラン社員が若手社員の新たな知識や考え方・価値観などに触れ、それらを知ることで新しい視点からものごとを捉えることができるようになります。
 
若手社員の持つ柔軟で自由なアイデアや発想力により、ベテラン社員の視野が広がり、新たな発想ができるようになり、イノベーションの創出にも繋がるでしょう。
 
 

【コミュニケーションの活性化】

リバースメンタリングの導入によって、若手社員とベテラン社員がお互いの立場を超えてフラットな関係で話し合う事ができるようになり、若手社員が自由に意見や提案をしやすい風通しの良い環境へと変化していくでしょう。
 
結果として、会社全体としても立場の違いに関係なく活発な意見交換ができるようになり、社員同士が気軽にコミュニケーションが取れる環境へと変化することが期待できるでしょう。
 
 

若手社員のエンゲージメント向上

風通しの良い職場環境となり、若手社員が気軽に安心して発言することができるようになることで、心理的安全性が保たれるでしょう。それにより、離職率の低下が期待できます。
 
また、自分の知識や価値観が周りの役に立っていると実感できることで、やりがいや達成感を感じられるだけでなく、自分を信頼してくれていると実感できることで、若手社員のモチベーションやエンゲージメントが向上するでしょう。
 
 
 

【リバースメンタリング導入の手順】

それでは実際にリバースメンタリングを導入する際、どのような手順で行って行けばよいのでしょうか?導入の方法やポイントについてご紹介していきます。
 

目的を設定する

何のためにリバースメンタリングをおこなっていくのか、また、それによって会社はどのような効果を期待しているのかなど、導入の目的を明確にし、それらをきちんと共有することが大切です。
 
 

人選とオリエンテーションの実施

メンター制度と同様、メンターとメンティーは直属の上司部下などではなく、上下関係が確立されていない他部署の社員で組み合わせることがポイントです。メンターとメンティーの相性にも考慮して人選を進めていきましょう。
 
人選が完了したらガイドラインを共有し、メンターとしての心構えやルールなどを習得してもらい、若手社員の不安が軽減できるようオリエンテーションを実施しましょう。
 
 

リバースメンタリングの実施

リバースメンタリングを実施するにあたり、メンターとメンティーの業務への負担にならないよう、実施する期間や頻度についても考慮しましょう。また、メンターとメンティーの考え方や価値観が違ったとしても、相手を否定せず、お互いを尊重することを心がけるよう注意が必要です。
 
 

【フォローアップ】

リバースメンタリング実施後には、人事担当がメンター・メンティーへのフォローアップをおこない、定期的にサポートしましょう。特に若手社員に対しては、自分より立場が上の社員へ指導するということに抵抗や精神的負担がないかなど確認し、サポートしていきましょう。
 
また、定期的にルールや制度を見直し、リバースメンタリング実施の目的や効果をはかっていきましょう。

 
 
  

【まとめ】

いかがでしたか?リバースメンタリングをおこなうことで、ベテラン社員はデジタルなどの知識や新しい価値観を獲得し、若手社員は話やすい環境づくりやモチベーション向上の獲得につなげることが期待できます。リバースメンタリングの導入により、組織を活性化させ、立場に関係なく気軽に話やすい環境づくりを目指しましょう。
 
 




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