今回のゲスト:寺田蝶美さん、 進智恵さん

▼筑前琵琶奏者 寺田蝶美さんのプロフィールはこちら▼
4歳より祖母内田旭潮の影響で筑前琵琶をはじめる。嶺旭蝶師・青山旭子師に師事。青山学院大学日本文学科卒、NHK邦楽技能者育成会卒。 2014年福岡文化連盟青木賞奨励賞受賞。古典曲演奏のみならず、伝えたい文学・歴史を題材に自ら作詞作曲し演奏。2016年東京国立劇場、阿蘇神社にて奉納演奏。2017年9月アクロス福岡で開催された福岡アジア文化賞授賞式にて秋篠宮殿下同妃殿下の御前で祝賀演奏、11月には大濠公園能楽堂で新作「桧原桜」を初演。福岡市在住。

▼美ライフスタイリスト 進智恵さんのプロフィールはこちら▼
しぐさ美人講師、日本舞踊家、きき酒師、日本アンチエイジング歯科学会会員、ペリオフードコーディネーター、ベジデコサラダ インストラクター。平成27年、産経新聞主催なにわ芸術祭新進舞踊家競演会にて「新人賞」受賞。


インタビュアー)このコーナーでは、今日のゲストに毎日を活き活きとグローバルにはたらくコツを教えていただいてます。今日は寺田さんに代表してお話をお伺いしていきます。

まずは、3つのキーワードがあります。

◆働き方(休暇の取り方) 

◆評価システム

◆コミュニケーション です。

最初に、働き方についてお伺いします。今、筑前琵琶奏者としてのお仕事だけでなく筑前琵琶の指導者としても活躍されてらっしゃいますので、労働時間帯は固定では決まっていないということになるんでしょうか?

寺田)そうですね、週に2回は個人レッスン、月に2回は公民館レッスンになりますが、それ以外は時間が全く決まっていないのが現状ですね。

インタビュアー)予定に合わせて動かれるということですか?

寺田)そうです。ご依頼をいただいた演奏場所に向かうということになりますけれども、それまでに沢山の準備があります。実は作詞作曲も致しますので、取材の時間も必要です。それから作詞作曲に入りますので、こういった目に見えていないものにも時間が割かれているかなと思います。

インタビュアー)作詞もされるんですね!どういった歌詞を書かれるんですか?

寺田)自分が伝えたいと思う文学作品や博多の伝説や歴史を掘り起こして作品にすることが多いんですが、最近では逆にご依頼をいただくことが多いんです。例えば太宰府では「苅萱物語」を作らせていただいてるんですけれども、その物語のゆかり地が太宰府であることから「これを筑前琵琶でお願いします」というご依頼をいただきました。ご依頼は本当に多岐にわたりまして「古人のこの方をなんとか歌にできないか」とかいろいろありますので、その時々に合わせて対応します。「ちょうどよい曲がなければ自分で書く」という選択をしていますね。「書いて作曲して歌う」というオリジナルも承っております。

インタビュアー)歌うというのは、筑前琵琶を弾きながら歌うということですか?

寺田)そうです。弾き語りですね。

インタビュアー)日本語ですか?

寺田)もちろんです。でも、一回英語からに日本語に訳したことがあります!インターネットで出ていた訳があまりにも合わなかったので、自分で琵琶に合った言葉にしました。また言葉がない、音だけの曲の時もあります。

日本の言葉の綺麗なところを皆さんに聞いていただきたいです。今、古典が学校の授業でもなかなか取り上げにくくなっている現状です。日本の言葉の響きを音(おん)としてとらえていただけたら、海外の人にも意味は分からなくても、その音・声の響きを楽しんでいただけるかなと思っています。

海外からのお客様には文学作品を先に英語でお伝えして「日本語でこれを演奏します」としたり、今はパワーポイントで挿し絵や写真で分かりやすくお伝えすることもできます。例えば「博多のお祭りをパワーポイントで映しながらその様子を歌う」といったことも可能です。そうすればしっかり博多のご紹介もできますので、そうやって活躍の場を広げていけたらいいなと思っています。

インタビュアー)できる準備は惜しみなく行うということですね。また、それには準備のお時間も必要になってきますね。有り難うございます。

準備をして臨まれた演奏中または演奏後に、筑前琵琶やその演奏に興味を持たれる方、もしかするとちょっと日本語を勉強してらっしゃる方は歌詞に興味を持たれる方もいらっしゃると思います。そういった方たちとのコミュニケーションで何か工夫されていることはありますか?

寺田)演奏後はなるべく聴いて下さった皆様とコミュニケーションを取るようにしています。実は感想をいただけるその時間が私にとっては本当に有り難い時間だと思っています。生の声をしっかりいただいて次に繋がる励みとし、またお勉強の糧とさせていただいてます。

インタビュアー)有り難うございます。

では最後にズバリお伺いします。寺田さんが考える毎日を生き生きとグローバルに活躍するコツを聞かせて下さい。

寺田)やはり皆さんの意見をお聴きして、演奏に行く場所の方々がどういったことを要求しているのかを一生懸命考えます。そして、その方々の思い描く琵琶を、更にそれを上回る演奏ができたらと思っています。そのために、日々沢山準備をして笑顔で取り組んでいってるところです。

インタビュアー)寺田さん、有り難うございました。

▼この記事の放送映像は44分過ぎから▼

【The Global News Of The Weekend】とは…

グローバルに活躍しているゲストをお迎えして、『GLOBAL』をテーマにお送りする福岡のラジオ放送局COMI×TEN FM77.7MHzの番組「The Global News Of The Weekend」(毎週土曜日AM9:00~AM9:55)。「SMILE SCORE presents Smile Workstyle」はこの番組内のコーナーで、AM9:40頃の放送を予定しています。

【放送中の裏話】

寺田さんは、日本だけでなく海外でも筑前琵琶の講演を行ってらっしゃいます。お伺いしたい内容が本当に盛り沢山で、打合せ時間も足りないくらいでした。私は一度拝見してますが、ともにゲストとしておこしいただいた進さんの日本舞踊とのコラボレーションも見どころ満載でした!これからも、筑前琵琶を通じて日本の素晴らしさを伝えていってほしいと思います。

ご出演いただき誠に有り難うございました!

Akiko Hayashida

Akiko Hayashida

SMILE SCORE INC ライター。2013年よりRadioDJとして、COMITEN FM77.7MHz 毎週火曜日〜土曜日AM8:00〜AM11:00「Comiten De Classic」「The Global News Of The Weekend」等担当。GLOBAL展開を目指す企業・人材に関心が強く、Interviewerとして取材を続けている。

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