今回のゲスト:松尾久人さん、高山友紀子さん


▼松尾久人さんのプロフィールはこちら▼ 
福岡出身。筑紫丘高校、九州大学を経て日本IBMで開発エンジニアやコンサルタントなど、神奈川や東京勤務。四年前に九州大学リサーチフェローとして福岡に戻る。2年前にチームAIBODを創業、AIの開発やデータの利用普及に力を入れている。

▼高山友紀子さんのプロフィールはこちら▼
北九州市出身。1985年生まれの33歳。福岡女学院大学 人文学部 英語学科卒業。九州電力株式会社社長室(秘書グループ)にて役員秘書、株式会社QTnetにて会長秘書の経験を経て、2018年4月より株式会社チームAIBODにてエグゼクティブアシスタントとして勤務中。


インタビュアー)このコーナーでは、今日のゲストの松尾さんに毎日を活き活きとグローバルにはたらくコツを教えていただきます。まずは、3つのキーワードを元にお話をお伺いします。
◆働き方(休暇の取り方)
◆評価システム
◆コミュニケーション

イ)最初に、働き方についてお伺いします。9時から18時など、労働時間帯は決まってるんでしょうか?

松尾)特に設けていないです。うちはほとんどがエンジニアなので、時間で縛るのは効率が良くない面もあります。エンジニアには裁量労働制を設けていて、目標はこれで、それに対して成果を出して下さいねと。なかなかすぐにできないとは思うんですが、なるべく自由な働き方を提示しています。ただ、若い人や自分でマネジメントできない人もいるので、そういう人達にはそれ(自由な働き方)を前提にしながらガイドしていくような形で進めています。

イ)ちなみに、リモートワークや在宅勤務は導入されてますか。

松尾)常にやることは推奨しておりません。理由は3番目のコミュニケーションにも関連するところなんですが、一人でこもってやるのは結果的に効率が悪くなると思っています。でも集中したいときもあると思うので、それなりのシニアのメンバーにはリモートワークを制限していませんが、なるべくオフィスの方で仕事をしてほしいというガイドラインは出しています。

イ)続いて、評価システムについてお伺いします。評価システムはどういったものを導入されてますか?

松尾)会社ができて3年なんですけれども、前職IBM時代の評価システムをイメージしながらどうやって評価していくか、まだ試行錯誤のところはあります。ただ一番重要なのが、その人がどれだけ自分の仕事に対してリーダーシップを取れるか、自主的に自分の仕事を自分の責任と思ってやれるかということです。

そういうマインドは大事にしていて、その人がどういう考え方を持って仕事をしているかを評価しています。自主性ですね。もちろん若い人で技術的なところで足りなくてもいいんです。

考え方として「自分はこういう仕事をしています、でもこう改善した方がいいです」と積極的に提案してくるのも1つのリーダーシップです。最近では「ソフトスキル」という言い方をしますが、要は、人間的な感性・考え方も含めての技術です。それを数値化するのは難しいんですが、大事にしています。

イ)高山さん、自主性というキーワードがでてきましたが、ご自身についてはいかがですか?

高山)自主性はあると思います。

イ)では、3つ目のコミュニケーションです。社内でスムーズにコミュニケーションを取るために、何か工夫されてることはありますか?

松尾)ソフトウェアを開発するので、どうしてもこもりっきりになることが多いんです。なので、さっきも言ったようにリモートワークはそれほど推奨していないというのはあります。

そして、会社としてコミュニケーションを活発にできるように、毎月1回交流会をして飲みに行ったり、オフィスでも飲んだりしています。その行事をつくることで、積極的に皆が話をしてコミュニケーションして仕事に役立てるように考えています。

イ)そうなんですね!

松尾)それから、スキルアップの研修を行う余力はまだないんですけれども、幅広くいろんな技術をみんなで共有していくことは大事にしたいと思っています。うちのCTO、技術責任者には常にそういう話はしています。誰かがあるプロジェクトでプログラムを作っても、その人だけで止まってしまっては何もならないんです。会社の資産にならない。

会社の資産にとしてみんなで共有することで、このプロジェクトに関わってなかった人も学び、自分の技術にしていくことができます。それもコミュニケーションなんですね。コミュニケーションによって、そういう技術展開もできるようになってきます。社内での風通しのいい情報共有を推進したいと思っています。

イ)それでは、最後にズバリお伺いします。松尾さんが考える、毎日を活き活きとグローバルにはたらくコツを聞かせて下さい。

松尾)コミュニケーションのひとことだと思います。うちは外国人社員と日本人社員がいて、ともすればそれが分かれてしまうんです。日本人はなかなか英語を喋るのが…どうしても敷居があるので。そういったものがあるとコミュニケーションがができなくなってしまうんですね。それは仕事にも影響してきて、成果が出なくなり、会社がつまらなくなってきてと悪循環となります。

コミュニケーションが積極的にできるような仕組みづくりや風土づくりをどうしていくか、どう社風を変えていくか。そうなっていくにはやはり皆が楽しくやっていかなければならないと、「カルチャーづくり」が一番重要です。それがあれば、自然と皆が楽しく仕事をやってくれるんじゃないかなと思います

イ)松尾さん、有り難うございました。

▼この記事の放送映像は43分過ぎから▼

【The Global News Of The Weekend】とは…

グローバルに活躍しているゲストをお迎えして、『GLOBAL』をテーマにお送りする福岡のラジオ放送局コミュニティラジオ天神FM77.7MHzで放送されているラジオ番組「The Global News Of The Weekend」(毎週土曜日AM9:00~AM9:55)「SMILE SCORE presents Smile Workstyle」はこの番組内のコーナーで、AM9:40頃の放送を予定しています。

【放送中の裏話】

松尾社長に初めてお会いしたのは、某企業のAIアイディアソンでした。大変真摯に一つ一つ言葉を選びながらお話されるお姿に、とても感銘を受けたのを記憶しています。今回のインタビューも、そんな会社での様子が垣間見られるようなものとなりました。向かいにいらっしゃる高山さんとのリラックスした温かく楽しい雰囲気からも伝わりますね。ご出演いただき本当に有り難うございました。

Leave a Reply