「喜怒哀楽を大切に、何をするにも楽しく生きること」

今回のゲスト:鈴木徹平さん

▼鈴木徹平さんのプロフィールはこちら▼

15歳でトランペットの勉強をする為アメリカへ渡りミシガン州インターローケン芸術高校にてジョン・リンドナウに師事する。同校卒業後、クリーブランド音楽院に進み、マイケル・サックス(クリーブランド管弦楽団首席奏者)及びジェームス・ダーリング(元、クリーブランド管弦楽団)に師事。在学中2年に渡り特待生としてコロラド州、アスペン音楽祭に参加。クリス・ゲッカーに師事。97年にはクリーブランド・ブラス金管五重奏を結成。同年日本演奏旅行を行う。その後、アメリカ五大音楽大学より仲間を集めニューヨークに拠点を置く大編成金管アンサンブル「ユナイテッド・ブラス」を結成、デビューアルバム「The United Brass」を2000年にリリースする。21歳でオークリッジ交響楽団に首席奏者として入団。更に、テネシー大学・ノックスビル校にて講師を務めると同時にトランペットマスターコースを修了、修士号を修得。また、ネヴァダ大学・ラスベガス校にて父、鈴木孝佳の元、指揮法マスターコースも修了、修士号を修得。2004年に帰国後、スーパー・ワールド・オーケストラやオペラの森管弦楽団などに参加。現在、TAD Wind Symphonyの団員を務める傍ら、United BrassWinds “STEP”及びSTEP Festival Orchestraの音楽監督/常任指揮者を務めるなど指揮者としてのも活動している。4月から精華女子短期大学、及びエリザベト音楽大学にて教鞭をとる予定。


このコーナーでは、今日のゲストの鈴木さんに毎日を活き活きとグローバルにはたらくコツを教えていただきます。

まずは、3つのキーワードを元にお話をお伺いします。

◆働き方(休暇の取り方)

◆評価システム

◆コミュニケーション です。


最初に、働き方についてお伺いします。

指揮者は労働時間帯は決まってるんでしょうか?


鈴木)いいえ、決まってません。


指揮者の仕事は本番だけでなくゲネプロやリハーサル等もあると思うのですが、それ以外でどんなお仕事をされてますか?


鈴木)指揮者の仕事の1つとして、本番に向けて全ての楽器の楽譜(スコア)を見なければならないので。そのスコアリーディングの時間を結構必要とします。


吹奏楽は沢山の楽器で演奏されますが、その全てのスコアリーディングとなるとかなり時間はかかりませんか?


鈴木)そうですね。指揮者は、1曲の中でどこで誰がどんなことをやってるのか、どの楽器がどんな動きをしているのか、それをしっかり把握してリハーサルの中で的確に指示を出していかなければなりません。全て見落とさないためにも、スコアリーディングには時間をかけるようにしています。

では続いて、皆さんが気になっていてもなかなか聞けない「指揮者の給与」についてお伺いします。給与はどうやって決まってるんでしょうか?


鈴木)皆さんそれぞれだと思います。事務所に所属している方もいれば単独で動かれてる方もいますし、また吹奏楽やオーケストラでも異なります。給料というよりも、1回の演奏会の出演料でいくらと決まるようになります。


会場の大きさやコンサートの規模、観客動員数で決まるということはないのですか?


鈴木)それはないですね。指揮者だと1回の演奏会で指揮棒を振るといくらと決まります。


ちなみに、吹奏楽もオーケストラも演奏者がたくさんいらっしゃいますが、皆さん出演料は違う気がするんですが。それはどうやって決まるんでしょうか?


鈴木)オーケストラの楽団員の方たちは楽器によって異なることはあまりなく、出演料は同じです。ただ野球のメジャーリーグと日本野球で比較すると分かりやすいんですけど、やっぱり欧米のオーケストラの皆さんのお給料の方が結構良いですね。そしてオーケストラによっても違いますし、固定の決められた額はありますが、「コンサートマスター」と言われるオーケストラの第1バイオリンの一番指揮者側のプレーヤーは、他の皆さんの2倍もらってるとか。そういうのはアメリカではよくある話です。


そうなんですね、ありがとうございます。では続いて、コミュニケーションについてです。ご自身の吹奏楽団の演奏者とコミュニケーションを取る上で、何か工夫されていることはありますか?


鈴木)プレーヤーの皆さんにどういった音楽をつくりたいのかを、できるだけ指揮棒で示してあげないといけません。私も日々勉強していますが、こういう表現をしたいということを、棒をもってどうやったら伝わるか。多くを語らずに棒でコミュニケーションを取る、それが上手くできた時にできあがる音楽が理想的なんだろうなと思っています。


ありがとうございます。それでは、最後にズバリお伺いします。鈴木さんが考える、毎日を活き活きとグローバルに活躍するコツを聞かせて下さい。


鈴木)先日ある所でプロフェッショナルとは?というテーマで話したんですが、活き活き生きるためには喜怒哀楽を大切に毎日を何をするにも楽しく生きることだと思います。つきなみで申し訳ないんですが、とても大切にしているところです。


鈴木さん、有り難うございました。


▼この記事の放送映像は46分過ぎから▼

【The Global News Of The Weekend】とは…

毎週土曜日の朝(AM9:00-AM9:55)、グローバルに活躍しているゲストをお迎えして、『GLOBAL』をテーマにお送りするコミュニティラジオ天神のラジオ番組。

「SMILE SCORE presents Smile Workstyle」はこの番組内のコーナーで、AM9:40頃の放送を予定しています。


【放送中の裏話】

10代で渡米して以来、アメリカと日本を行き来しながら活躍される鈴木さん。最近では、そういった経験を学生さんにも積んでもらえるように積極的に活動されています。お話していてよく耳にしたキーワードは「チャレンジ」。今年も新しいことにチャレンジしながら、新たな発見がみつけて行きたいとのことです。話を進めるほど元気になるようなインタビューでした。


この記事は、福岡のラジオ放送局コミュニティラジオ天神FM77.7MHzで放送されているラジオ番組「The Global News Of The Weekend」(毎週土曜日AM9:00~AM9:55)内のコ―ナー

「SMILE SCORE presents Smile Workstyle」を文章化をしたものです。

※SMILE SCOREは、この番組のコーナースポンサーです※



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