今回のゲスト:Brandon K. Hillさん


▼Brandon K.Hillさんのプロフィールはこちら▼
サンフランシスコ州立大学デザイン科卒。サンフランシスコに本社の置くクリエイティブエージェンシーbtrax CEO。グローバル市場向けのイノベーション創出をミッションに、ブランディング、サービスデザイン、UXデザインサービスを提供。btraxのホームページ (https://btrax.com/jp/)これまでに200社以上にサービス提供。米国企業のアジア市場進出や、日本企業の海外展開、サービス開発、サンフランシスコを中心にグローバル市場調査、ブランドローカリゼーションから、プロモーション戦略までをマーケティング戦略に基づき提供している。
◆サンフランシスコ市長アドバイザー
◆Startup Weekend SFデザインメンター
◆経済産業省 : 始動プロジェクト公式メンター



インタビュアー)このコーナーでは、今日のゲストのBrandonさんに毎日を活き活きとグローバルにはたらくコツを教えていただきます。

まずは、3つのキーワードを元にお話をお伺いします。
働き方(休暇の取り方)
◆評価システム
◆コミュニケーション です。

イ)まず、働き方についてお伺いします。労働時間帯について伺いたいんですが、btraxは9時~18時等の決まったお時間でお仕事されてるんでしょうか?

Brandon)うちはクリエイティブ系の仕事をやっているので、時間で測れない価値があります。たとえば10時間働いてできないようなことが5分でできることがあるような業界なので、(労働時間を)なるべくフレキシブルにする。それと同時に、人と人とのコミュニケーションから生まれるものってすごく多いんです。

だから、同じ時間に同じ場所に人がいるというのも重要で、そこのバランスですね。ですので、うちのオフィスではなるべく朝の10時から夕方5時まではオフィスにいて下さいという感じです。でも特にタイムカードはありませんし、細かいことは設定していません。

インタビュアー)では時間帯は、絶対というよりなんとなく決まっているということでしょうか?

Brandon)そうですね。うちの会社のカルチャーは「オーナーシップをもってやろう」という考え方。何時から何時まで働いたから偉いのではなくて、この仕事は自分事としてやるというのを重要視しています。

イ)休暇の取り方についてはいかがですか?

Brandon)うちの会社で導入している方法があって、有休を無制限に取ることができます。自分のやるべきことはやり、有休取る時には取るという考え方で、申請で却下されることはほとんどありません。サンフランシスコの会社では多いんですが、有休無制限にしている会社と年間有休日数を決めている会社では、有休無制限にしている会社の方が取得日数が少ないんだそうです。

なぜかというと、有休15日設定したとすると15日取らないと損だと思うんですよ、失うから。ですが、無制限となるとそこの危機意識が少なくなるから、取りたいときに取ればいいと考えて強迫観念がなくなります。食べ放題に行った方があまり食べないという感覚に近いですね。スタッフとの信頼関係があるから、それを悪用することがないという性善説で動いています。

イ)素晴らしいですね!

Brandon)クリエイティブな仕事は、休暇を取って普段と違うところに行ったことによって得られることやインスピレーションって多いんです。だったらオフィスにこもってるよりも、他の国や町に行った方が良いものができるかもしれないので。

イ)続いて、評価システムについて伺ってもいいですか。

Brandon)大きく分けると2つありまして、パフォーマンスコンピテンシー。パフォーマンスは仕事の結果、コンピテンシーは人間的魅力。パフォーマンス評価には、さらに三つの柱があって「お客様がよろこんでいること」「世の中にインパクトのあるような仕事、世の中が驚くような内容やクオリティーの仕事ができているか」「お金が儲かっているか」。コンピテンシーに関しては、周りのスタッフからのアンケートを取り、アンフェアにならないよう数値化して評価しています。

イ)では、3つめのコミュニケーションについて。社内でコミュニケ―ションをスムーズにするために、何か工夫していることはありますか?

Brandon)文字だけでのコミュニケーションを取らないようにしています。社内には文化も言語も違う人たちがまざってるので、デジタルプラットフォームやホワイトボードを使ってコミュニケーションを取ります。特にうちのオフィスは壁がホワイトボードになっているので、積極的に使っていますね。逆に画面にエクセルを表示してそこで会議をするというのは少ないです。

もっと思ったことをどんどん絵にして描いていき、そういうのが苦手なスタッフがいれば、相手が言ったことをどんどん絵にしてくれるビジュアルファシリテーターという役割の人がいますので。後から見返したときに、文章読むよりも絵を見る方が伝わりますね。

イ)それでは、最後にズバリお伺いします。Brandonさんが考える、毎日を活き活きとグローバルにはたらくコツを聞かせて下さい。

Brandon)自分が好きなことや興味があることをとことんやり続ける時間が多ければ多い方がいい。それを増やすためには、そうじゃないもの(好きでなく興味がないもの)はそれが好きな方にお任せするのが良いと思います。

イ)Brandonさん、有り難うございました。

▼この記事の放送映像は48分過ぎから▼

【The Global News Of The Weekend】とは…

グローバルに活躍しているゲストをお迎えして、『GLOBAL』をテーマにお送りする福岡のラジオ放送局コミュニティラジオ天神FM77.7MHzで放送されているラジオ番組「The Global News Of The Weekend」(毎週土曜日AM9:00~AM9:55)「SMILE SCORE presents Smile Workstyle」はこの番組内のコーナーで、AM9:40頃の放送を予定しています。

【放送中の裏話】

番組放送中(曲がかかっている間)、SMILESCORE記事のために特別にお写真撮影をお願いしました。話している時の自然なイメージで撮影をしたかったのですが、ポージングは慣れていないとのことでフリーズされてしまい、大変戸惑われていたBrandonさん(写真下)。登壇されてる時や放送中のお姿とはまた違う一面を垣間見ることになりましたが、そのおかげで時間が和み、良いお写真が撮影できました。ご協力いただき、誠に有り難うございました。


Akiko Hayashida

Akiko Hayashida

SMILE SCORE INC ライター。2013年よりRadioDJとして、COMITEN FM77.7MHz 毎週火曜日〜土曜日AM8:00〜AM11:00「Comiten De Classic」「The Global News Of The Weekend」等担当。GLOBAL展開を目指す企業・人材に関心が強く、Interviewerとして取材を続けている。

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